ボドゲステーション現状報告07月08日

当校からのお知らせ

これまでのボドゲステーション

フリースクール ボドゲステーションは、開校から3ヵ月が経ち、少しずつ仲間が増えました。

駅前立地(改札から徒歩1分未満)ということもあり、当初想定していたより遠方からでも毎日通ってくれている子もいます。
逆に言えば、どんなに近くて便利な場所でも、子ども達にとってつまらなかったり、魅力がなければ誰も行こうとは思わなくなってしまうので、「楽しいから通いたい」と思ってもらえるように今後も頑張っていきたい所存です。

この3ヵ月の間に、様々な活動がありました。そして、その活動の中で様々な驚きや喜びがありました。

例えば、当校はプログラミングスクールが母体であることから、PCが使いたい放題なのですが、それらのPCを自在に扱う子ども達の吸収力・発想力には驚いてばかりです。
今では、自分で設定したゲームを友達が楽しむなどの交流も生まれています。

他にも、スタッフが趣味で持ち込んだウクレレに興味を持った子が、自宅でもやりたいと楽器屋さんで購入するケースもありました♬
『楽しい!面白い!』を見つけるというのは、こういう事なんだと、実感しました。
これからも子ども達にとって(空気感も含めた)居心地の良い居場所づくりを、心がけて参ります。
住んでいる地域も年齢も多種多様な、ここで出会った子ども同士が、それぞれのペースで一緒に仲良くしている様子を見るのは、とても感慨深いものがあります。

来校者のご紹介

この3ヵ月の間には、様々な大人の来校・視察もありました。

◆千葉県議会の石川議員、船橋市議会の津曲議員

両議員は、当校の開校準備の際に教育委員会の方々との面談の場を設けて頂いたり、昨年施行された『千葉県不登校児童生徒の教育機会の確保を支援する条例』を有効的に機能させるために、不登校の子を持つ親御さん向けに勉強会を開く等、とても尽力・活躍されています。

◆船橋市PTA連合会の佐原会長、高橋副会長

お二人ともお子さんが不登校である当事者であり、これまでにもフリースクールの運営について、お二人の経験から率直なお話を伺わせていただきました。
実際に現場を見てもらったうえでの意見交換も含めて、今後とも交流を深めていきたい所存です。

◆他の来校者の皆様

この他にも、近隣のフリースクール運営者や、音楽教室の主宰者など、様々な方々が来校されました。
我々は開講から現在まで、子ども達や保護者の為になるように、当校だけでなく、地域の連携の輪を繋げていこうと模索しています。
具体的なものとしては、近隣地域の不登校の子を持つ親の集いなどのイベントから得た知見を、運営に反映させていただくなどです。

ちょっとしたお知らせ

現在、学校健診を受けれていない、その実態に即した対応を企画中です。
実は地域の歯医者さんより『不登校で健診を受けていない子は、むし歯に気づいていないかもしれないので、時間を作ってフリースクールで診よう』とお申し出をいただいています。
こちらの企画も煮詰まり次第、当ブログにて案内したく思います。

明日は、絵を描くのが好きという子がフリースクールの体験に来る予定です。
実は新たにペンタブを準備しました。喜んで使ってくれると嬉しいなぁ~!