新たなフリースクールの
在り方を追求するプロジェクト
子育て応援フリースクール
「BDG st.
ボドゲステーション」
- 共同運営責任者
- 石川 直紀
- デジタルステーション習志野 運営者
(株)Epix代表取締役社長 - 丸林 剛
- ふなばし子育て応援誌 こそあど発行人
薬円台小学校元PTA会長
- ●不登校になった子どもの数は毎年5万人単位で増加、昨年度は全国で29万人と過去最高を更新
- ※令和4年 文科省調査
- ●船橋市内には現在1,200人以上もの不登校認定の子どもたちが存在
- ※30日以上の欠席で認定 潜在的な数値は倍以上とも
- ●千葉県不登校児童生徒の教育機会の確保を支援する条例 施行
- ※フリースクール等との連携を明記
- ●フリースクールの不足、経済的基盤から運営持続が厳しいという状況も
-
◆条例は施行されましたが、課題解決へ向けたロードマップは検討段階とのこと。
公教育の立場から慎重にならざるを得ないことは理解できますが……。
- 丸林
-
船橋市教育委員会の方々と面談した際も、現場として対応に苦慮されている様子が伺えました。
条例の勉強会にも参加しましたが、不登校に悩む保護者の方々はもどかしい思いを抱えています。
そこで私たち民間の力で今すぐ出来ることは?と考え、子ども達の居場所となるフリースクール開校へ向けたプロジェクトを立ち上げました。
- 石川
-
夫婦共稼ぎ世帯が多い現代では、子どもが不登校となり家にこもってしまっては、家族の負担も大きく、仕事さえも困難になります。
(仕事・プライベートを含め)親の時間確保が可能となる仕組みづくりが必要で、経済的な負担軽減も考慮しなければなりません。
その点、習い事ビジネスは平日昼間がアイドルタイムです。
この時間の施設活用でフリースクールの運営コストを抑えることが可能ですし、継続・持続性も保ちやすくなります。
- ◆具体的な内容、展望を教えてください
- 丸林
-
週5日の開校を前提に、まず石川社長のプログラミング教室がコアとなります。
さらに様々な学びを提供するシステムを目指します。既に学習塾・そろばん・音楽・スポーツ施設など、複数の事業者が協力・連携に賛意を示してくださっています。
それぞれが専門性と教育ノウハウを持ったプロです。始めは小さいエリアでのスタートですが、そうした協力先がさらに増えていけば、様々な居場所・選択肢が充実します。
- ◆単純に5ヶ所あれば月曜から金曜まで、日替わりで専門的な学びに触れることが出来ますね!
- 石川
-
これだけ不登校の子どもが多くなっているのですから〝学校以外にも居場所がある!〟といえる地域環境を創りたいです。
実際にプログラミング教室に通っている生徒の中には、学校は行っていないけど夢中になって学習する子がいます。
その姿を目の当たりにして、個性を伸ばす教育や今後の社会との関り方について深く考えさせられました。
- ◆可能性は、ただフリースクールがひとつ増えるというだけにとどまりませんね
- 丸林
-
この構想が当事者の役に立てるよう、覚悟を決めて臨みます。
教育委員会とも互いに連携・協力を約束しました。
- 石川
-
開校に向けて準備を整えているところです。
名称のボドゲとはボードゲームの事ですが、この名に込めた想いを含め、ぜひホームページをご覧いただけると幸いです。