みなさん、日差しも暑さも強くなってきた今日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
ボドゲステーションでも開講から数か月が経ち、慣れてきた子供たちの交流がより白熱してまいりました。
先日に、船橋を代表される情報誌である「MyFuna」の見上編集長をゲストに迎え、不登校の子を持つ親として本スクールのオーナーの石川と「不登校とフリースクール」について対談をしていただきました。
本日はその対談の内容を共有させていただきたく思います。
(本対談はふなばし子育て応援誌こそ・あどに掲載されているものです。)
不登校になった当時と現在、そしてこれから
石川
お子さんが不登校になった時の心境を教えていただけますか?
見上
正直、仕事も何かも全てが終わった…って、その直後は思ってしまいました。
石川
最初は困惑してしまいますよね…当時は辛かったと思われますが、どのように対処しようと考えましたか?
見上
まず学校に行くことに対して、体が拒絶反応を起こしているように見えたので「ちょっとお休みしようか?」と子どもに言いました。自分の仕事も心配になりましたが、チームの代表に相談したところ「子どもと一緒にいながらでも仕事が出来る方法は必ずある、心配することはないよ」と言っていただき、チームの皆さんにも状況を理解して頂きました。
石川
仕事仲間の理解と協力は心強かったことでしょうね!普段のお子さんの様子は如何ですか?
見上
フリースクールに通いはじめ、家では勉強もしたり、オンラインでゲームをしたり、放課後の時間は友達と遊びに行ったりしています。私が洗濯物を干したまま仕事に出たときは、夕方に取り込んでおいてくれたこともあって驚きました。
石川
しっかりとママの手助けが出来ているのは偉いですね!
お子さんには、どんなふうに成長して欲しいですか?
見上
意見をしっかり持ち、自分のことは自分で決められる大人になって、後悔しない人生を送って欲しいです!今はサッカーに真剣に取り組んでいます。一時はルービックキューブにドハマりして、一日中そればっかりやっているのを見て少し心配になりましたが…。それはそれで何か特技があるのは武器になりますよね。『何か夢中になれる、好きなことがある』というのは自分らしく生きるために、とても良いことだと思っています。
石川
同感です!『好き』に勝る強みはありませんよね。
親としてフリースクールに求めること
石川
フリースクールにはどのような期待をしていますか?
見上
まず同じように学校が苦手な子がいることを認識して『自分だけじゃない』と気づいてもらえる場所であること。また、親でもない学校の先生でもない大人との関わりで、様々な考え方の人がいることを学べるのも良いところだと思います。個人的には子どもがフリースクールに通えることで、その間に私も集中して仕事に取り組めますから、その時間もありがたいです。ボドゲステーションには名前の通りボードゲームが沢山あって、とても魅力のあるコミュニケーションツールだと思いました。
石川
当校も期待に応えられるように励みたいです!
子どもが不登校になった時、(当事者の方に向けて)伝えたいメッセージをお願いします。
見上
最初は親も不安で仕方ないと思いますが、きっと大丈夫!私の場合、不登校をきっかけに『自分とはなんだろう?』という深い対話を親子でするようになりました。親が気づけていない、子どもから学ぶべきことが沢山あります。学校が合わないと感じたお子さんと【共に過ごす時間】は、何が1番大切なことなのか?をよく考えて見つけるための時間なのかも、と今では思います。その答えは私もまだ見つかりませんが、せっかくの人生、幸せだと思える時間をなるべく多く過ごせるようにしたいですよね。私が勤務する市場カフェでは、学校が苦手なお子さんを持つ親が集まり、語り合うターコイズカフェという会を毎月開催しています。よかったら遊びにいらしてください。お子さんとの参加もOKですよ!
ターコイズカフェ 会場:船橋市地方卸売市場【市場カフェ】
開催日時の案内はこちらより URL⇒ https://www.facebook.com/funabashiichibacafe?locale=ja_JP